2024年11月11日(月)現在、下記の不具合が発生することを確認しております。
こちらの不具合は今後のリリース対応にて修正予定です。リリース対応前につきましては、対処方法をご覧いただき、ご対応いただきますようお願いいたします。
不具合内容
現在、給与マスタの「(給与・賞与)手当項目」「(給与・賞与)控除項目」「勤怠項目」において、1年以内に使用実績がある項目について下記の操作をおこなうと、賃金台帳で、他の項目行にデータが表示される不具合を確認しております。
修正リリースまでは、使用実績がある項目については、賃金台帳を出力する可能性がある期間内は削除しないようお願いいたします。
(例) 支給実績があった「赴任手当」項目を削除し「住居手当」項目を新設した場合
【問題ないケース】
削除済みの項目と新設項目が別々の項目行で表示される
【問題となっているケース】
削除済みの項目が新設項目と同じ項目行で表示される
※不具合が生じる条件は、各項目の削除・追加の操作履歴によるため、画面上からは判断が難しい部分となります。お心当たりがある場合は、恐れ入りますが賃金台帳をご確認いただくようお願いいたします。
対処方法
修正リリース前までは、使用実績がある項目については、賃金台帳を出力する可能性がある期間内は削除しないようお願いいたします。事象を確認された場合は、下記の対処方法でご対応をお願いいたします。
下記の例でご案内いたします。
(例) 支給実績がある「赴任手当」項目を削除し「住居手当」項目を新設したことにより不具合が発生した場合
目次
・事前準備
・新設項目の修正
・賃金台帳の確認
・従業員情報の修正
事前準備
- 給与マスタ>手当・控除タブの「住居手当」を旧名称の「赴任手当」に戻し「保存」します。
- 給与マスタ>手当・控除タブに新設した「住居手当」を追加登録します。
新設項目の修正
- 新設手当「住居手当」が支給されていた期間分の給与データを確定取消します。
※「確定取消」をすると、WEB明細公開設定も取り消されます。修正操作を完了後、再度WEB明細の公開設定をおこなってください。
- 明細入力画面を開き、所定計算済みのデータに対して、「雇用保険料」と「所得税」のチェックを外して「一部計算」>「保存」をします。一部計算をすることで、後工程にてマスタ更新をしても現在の給与計算結果を保持することができます。
- 給与入力計算画面に戻り、「条件変更」をクリックします。一部計算した人は除外し、給与マスタを現在の状態に更新します。
- 一部計算した人を除外し、「計算」します。
- 明細入力画面を開き、旧手当「赴任手当」と新設手当「住居手当」の金額を手入力で修正し、「雇用保険料」と「所得税」のチェックを外して一部計算をします。
- 給与確定をします。
※必要に応じてWEB明細の公開設定をします。
- 賃金台帳に正しく表示されていることを確認します。
- 新設手当「住居手当」が支給されていた期間の給与データに対して、「新設項目の修正」の手順1〜6をおこないます。
賃金台帳の確認
新設手当「住居手当」の支給対象期間すべての修正が終わったら、賃金台帳の表示を確認します。
従業員情報の修正
固定手当の場合は、次月の給与計算に備えて、従業員情報>手当控除タブの「赴任手当」と「住居手当」の固定手当の入力内容を整えておきます。