▶2025年4月21日(月)のメンテナンスにて、令和7年度 年度更新一括有期事業における工事データ取込機能を修正します。既に工事データの取込を完了している場合は「工事データの再取込が必要なケース」をご確認ください。
これから工事データの取り込みを行われる場合は「メンテナンス(2025/4/21)以降に工事データの取込をおこなう場合の注意点」をご確認ください。
目次
発生している事象
┣背景
┗メンテナンスによる修正内容
工事データの再取込が必要なケース
対処方法
┣工事データのExcelファイルを修正し再取り込みする
┗修正が必要な工事データのみ削除して新規追加(直接入力)する
メンテナンス(2025/4/21)以降に工事データの取込をおこなう場合の注意点
発生している事象
令和7年度 年度更新一括有期事業総括表において、業種番号32、33、35、38で労務比率が同率の枝番号3(事業開始時期が令和6年03月31日以前のもの)と枝番号4(事業開始時期が令和6年04月01日以降のもの)のデータ行を統合して集計する様式に変更されました。
それにともない、ソフトで集計した保険料と本年度の様式に合わせて集計した保険料とで集計結果に差異が出る事象を確認しております。
【業種番号】
- 32 :道路新設事業
- 33 :舗装工事業
- 35 :建築事業
- 38 :既設建築物設備工事業
下記「工事データの再取込が必要なケース」に該当する場合は、メンテナンス(2025/4/21)以降に「対処方法」をご確認いただき、工事データの修正および保険料の再集計をお願いします。
背景
FORROUでは、厚生労働省の「令和7年度 年度更新の手引き」公開前から事前に情報を収集し、本年度の年度更新データ作成機能の開発を進めていますが、4月上旬に公開された年度更新の手引きで一括有期事業の総括表の様式に変更があることを確認しました。
現行の機能では、上記のとおり特定のケースで正しい保険料が算出されないため緊急対応をおこなう運びとなりました。
なお、メンテナンス後も年度更新データ作成画面上および出力様式では、業種番号32、33、35、38の枝番号4のデータ行は表示されます。業種番号32、33、35、38の工事データに関しましては、枝番号が3のデータがない場合は4の枠で集計いただいても問題ございません。
※業種番号32、33、35、38で4行表示の様式の総括表を添付しての申請については、保険料の最終金額に差異がない場合は問題がないことを一部労働局に確認済みです。
メンテナンスによる修正内容
枝番号4(事業開始時期が令和6年04月01日以降のもの)の工事データを枝番号3(事業開始時期が令和6年03月31日以前のもの)のデータ行に登録できるよう修正します。(現行の仕様では工事開始時期の不一致でエラーメッセージが表示されて取り込みができません。)
修正にともない、以下のチェック機能を停止します。
- 工事データの事業の期間(自)が枝番号の事業開始時期と一致しているかチェックする機能
工事データを登録する際には、ご確認のうえ取り込みをお願いします。
工事データの再取込が必要なケース
工事データに、業種番号 32 33 35 38 のうち、同一の業種番号内で、枝番号3(事業開始時期が令和6年03月31日以前のもの)と枝番号4(事業開始時期が令和6年04月01日以降のもの)のデータが含まれている場合で、メンテナンス(2025/4/21)以前に工事データの取り込みを完了されている場合は、工事データの修正が必要です。
お手数をおかけしますが「対処方法」をご確認のうえメンテナンス(2025/4/21)以降に工事データの再取り込みをお願いします。
【再取込が必要なケース】
- 32-3 と 32-4 のデータが含まれている場合 (32 :道路新設事業)
- 33-3 と 33-4 のデータが含まれている場合 (33 :舗装工事業)
- 35-3 と 35-4 のデータが含まれている場合 (35 :建築事業)
- 38-3 と 38-4 のデータが含まれている場合 (38 :既設建築物設備工事業)
【再取込が不要なケース】
- 32-3 のデータが2本ある場合など、枝番号(3もしくは4)が同じ場合。
- 33-3のデータと38-4のデータがある場合など、業種番号が異なる場合。
対処方法
登録済み工事データをFORROU上で編集することができないため、下記のいずれかの方法でご対応ください。
工事データのExcelファイルを修正し再取り込みする
工事データのExcelファイルを修正し、既存の工事データを削除して、再度工事データを取り込みます。
手順1 工事データ(Excel)の枝番号を修正する
「工事データの再取込が必要なケース」に該当する場合で、取り込んだ工事データのExcelファイルがお手元にある場合は、「業種番号」の枝番号を4⇒3へ修正します。(総括表では枝番3のデータ行に集約されます。)
工事データを再作成する場合は▶こちらをご確認ください。
手順2 取込済みの工事データを削除し再取込する
- 事業所情報>労働保険タブで一括有期事業の労働保険を選択します。「労働保険工事データ」欄の「工事データ編集」ボタンをクリックし、工事データ管理画面を開きます。
- 削除するデータにチェックを入れて「選択行を削除」をクリックし、取り込み済みの工事データを削除します。
「選択した工事データを削除します。やり直すことはできません。本当に削除してよろしいですか。」を「OK」すると、削除が完了します。
- 工事データ管理画面の「取り込み」をクリックし、手順1で修正もしくは再作成した工事データを取り込みます。取り込み手順は▶こちらをご確認ください。
手順3 一括有期年度更新データ作成画面で再計算する
▶一括有期の年度更新データ作成画面で「再計算」をクリックします。
枝番号3に集約されていることを確認します。
修正が必要な工事データのみ削除して新規追加(直接入力)する
工事データのExcelファイルの再取り込みはせず、修正が必要な工事データのみ新規追加(直接入力)し、不要となったデータを削除します。
- 事業所情報>労働保険タブで一括有期事業の労働保険を選択します。「労働保険工事データ」欄の「工事データ編集」ボタンをクリックし、工事データ管理画面を開きます。
- 工事データ管理画面で「新規作成」をクリックし、直接入力で修正が必要な工事データを再登録します。
- 工事データ登録フォームで枝番号3の業種番号を選択し、工事データを登録します。工事データ登録フォームの操作方法は▶こちらをご確認ください。
- 枝番号4で登録されているデータにチェックを入れて「選択行を削除」をクリックし、不要となった工事データを削除します。
「選択した工事データを削除します。やり直すことはできません。本当に削除してよろしいですか。」を「OK」すると、削除が完了します。
-
▶一括有期の年度更新データ作成画面で「再計算」をクリックします。
枝番号3に集約されていることを確認します。
メンテナンス(2025/4/21)以降に工事データの取込をおこなう場合の注意点
工事データに、業種番号 32 33 35 38 のうち、同一の業種番号内で、枝番号3(事業開始時期が令和6年03月31日以前のもの)と枝番号4(事業開始時期が令和6年04月01日以降のもの)のデータが含まれている場合は、枝番号3として工事データの登録をお願いします。(総括表では枝番号3のデータ行に集約されます。)
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▶一括有期事業工事データの登録方法