住民税一括登録機能は、事業所ごとに一覧画面形式で住民税額をまとめて登録・変更する機能です。ここでは住民税一括登録機能の利用方法についてご案内します。
目次
・住民税一括登録画面を表示する
・住民税一括登録画面の画面構成
・住民税の一括登録方法
┗一括登録後に修正をおこなう場合
住民税一括登録画面を表示する
FORROUホーム画面の登録(もしくはサイドメニュー)>住民税一括登録を選択します。住民税一括登録画面が表示されます。
住民税一括登録画面の画面構成
通知年度/事業所名
住民税の通知年度と登録する事業所名をそれぞれプルダウンから選択し、「表示」をクリックすると、登録されている従業員情報をもとに、各従業員の住民税に関するデータが下にリスト表示されます。
リスト表示の項目説明
リストには以下の内容が表示されます。
基本データ欄 |
従業員の基本情報を表示します。 ・従業員No |
参考データ欄 |
従業員情報に登録されている通知年度の前年の情報を表示します。 ・前年課税計 |
住民税入力欄 |
通知年度の情報を表示します。 ・年税額 ※前年データが登録されている場合、市区町村、徴収方法は自動で表示されます。必要に応じて修正してください。 |
その他欄 |
上記以外の参考データを表示します。 ・給与Gr |
機能紹介
A:市区町村編集
「市区町村編集」をクリックすると事業所ページの「住民税市区町村名登録」画面が表示されます。住民税一括登録画面で市区町村を設定する際、「住民税市区町村名登録」画面に登録されている市区町村からプルダウンで選択するため、未登録の市区町村がある場合はあらかじめ登録しておきます。
B:住民税異動届
「住民税異動届」をクリックすると、住民税異動届作成画面が表示されます。
C:9月以降表示/9月以降非表示
住民税の税額の入力は基本は年税額を入力しますが、年税額が不明な場合や各月へ直接入力したい場合は「9月以降表示」をクリックし、9月以降の月を表示させることにより直接入力ができます。
※再度「年税額」入力に戻す場合は、「9月以降非表示」をクリックします。
D:住民税合計確認
各市区町村ごとの課税人員、特別徴収税額の合計を確認できます。市区町村ごとの特別徴収税額決定通知書の内容とFORROUの登録内容が合致しているか確認する際にお役立ていただけます。
E:定額減税の入力補助
住民税一括登録で年税額を入力した際に、各月にどのように振り分けるかを設定する機能です。利用方法は「住民税の一括登録方法」にてご案内しています。
住民税の一括登録方法
住民税一括登録画面は以下の手順で利用します。
1.通知年度と事業所を選択する
住民税の通知年度と登録する事業所名をそれぞれプルダウンから選択し、「表示」をクリックします。登録されている従業員情報をもとに、各従業員の住民税に関するデータが下にリスト表示されます。
2.住民税データを編集する
住民税一括登録画面の「編集」をクリックします。リスト表示された中で以下の項目について入力・編集ができます。編集できる項目名は緑色で表示されます。
<入力・編集可能な項目>
年税額:年税額を入力すると自動で各月へ住民税額を振り分けて登録できます。
年税額入力前に「定額減税の入力補助」にて振り分け方法を選択します。誤った振り分け方法で年税額を入力した場合は、対象者の年税額を削除し、正しい振り分け方法を選択後に再度年税額を入力します。
年税額が分からない場合や、各月を直接編集する場合は、「9月以降表示」をクリックすると各月への入力ができます。各月の住民税を直接入力する場合は、年税額は自動計算されます。
市区町村:住民税納付先の市区町村を選択します。住民税市区町村名登録にて登録済の市区町村から選択できます。
登録していない市区町村がある場合は、「市区町村編集」から「住民税市区町村名登録」画面を開き、市区町村名を登録します。
徴収方法:「特別」「普通」のいずれかを選択します。
3.編集内容を保存する
住民税データの入力・編集が終わったら「保存」をクリックして編集内容を保存します。
・市区町村を選択した場合は、年税額および徴収方法の入力が必須です。
・年税額を入力した場合は、徴収方法の入力が必須です。
一括登録後に修正をおこなう場合
住民税一括登録後に登録内容を修正する場合は、従業員情報画面もしくは住民税一括登録画面からのいずれかでおこないます。
【従業員情報から個別に修正する】
従業員情報>税・保険料等タブから個別に修正をおこないます。
【住民税一括登録画面から修正する】
複数名の修正が必要な場合は、住民税一括登録画面から、修正箇所の編集をおこない「保存」します。