こちらでは下記の場合における「高年齢雇用継続給付支給申請(2回目以降)」の作成方法をご案内します。
・既に初回申請をしており、2回目以降の支給申請のみをおこなう場合
・既に受給資格の確認と賃金月額の登録をしており、初回の支給申請のみをおこなう場合
目次
・電子申請の事前準備
・対象者選択
・支給申請書①
・支給申請書②
・申請データの送信・一時保存
電子申請の事前準備
電子申請をご利用いただくには、事前に利用準備をしていただく必要があります。
事前準備を含む電子申請の流れについては▶電子申請の流れにてご案内しています。
事業所情報の入力必須項目については「電子申請の入力必須項目を登録する」をご確認ください。
事業所情報の「基本情報タブ」「労働保険タブ」に登録した内容は、下記の申請データ項目に反映されます。
電子申請データ | 事業所情報 |
---|---|
事業所タブ ・事業所情報 ・代表者情報 |
事業所情報>▶基本情報タブの情報を参照 |
支給申請書②タブ ・事業主情報 賃金証明書タブ ・事業所情報 ・事業主情報 |
事業所情報>▶労働保険タブの労働保険番号ごとに登録してある共通設定を参照 |
対象者選択
- 事業所画面のサイドメニュー「手続作成」より手続き一覧画面を開きます。
- 分類「高年齢」を選択し、「雇用保険_高年齢継続給付(2回目以降)」を選択します。
- 「雇用保険_高年齢継続給付(2回目以降)」画面が表示されます。「対象者選択」をクリックします。
- 「対象者選択」フォームで該当者を選択し「OK」します。
「労災保険/雇用保険区分設定」が未登録の従業員は、対象者選択時にどの雇用保険事業所番号を選択しても表示されます。対象者選択フォームの「労保適用」欄には、従業員情報>社保労保タブの「労災保険/雇用保険区分設定」で登録されている「適用設定名」が表示されます。
対象者が表示されない場合は「抽出条件」のプルダウン(▼)から「すべて」を選択し、対象者が表示されるかご確認ください。
- 該当者情報が表示されます。
支給申請書①
1. 被保険者欄
従業員情報をもとに被保険者情報が表示されます。必要に応じて適宜編集します。
2.賃金支払状況
- 「支給対象年月」欄に、支給を受けようとする支給対象月を入力します。
- 「賃金額」欄に、支給対象月に支払われた賃金額を入力します。 賃金に含まれるか否か判断しかねる場合は「(その他賃金に関する)特記事項」欄に、その額と名称を入力します。
※お財布アイコンをクリックすると、支給対象年月に支払われた確定済み給与の労保対象額が設定されます。
※賃金台帳アイコンをクリックすると、賃金台帳が表示されます。賃金額の確認資料としてご活用ください。
- 「減額のあった日数」欄に、支給対象月において、非行、疾病、負傷、事業所の休業等により賃金の全部又は、一部を受けることができなかった日数を入力します。この場合、支給対象月において減額の対象となった賃金額を、各々「特記事項」欄に入力します。※入力必須項目のため「0日」の場合は場合は「0」を入力してください。
- 「【参考】直近の申請での賃金支払状況」欄では、FORROUで高年齢継続給付(初回)、高年齢継続給付(2回目以降)の申請をしている場合に、直近で申請した内容が参考情報として表示されます。
3. 備考欄
- 「賃金締切日」「賃金支払日」には、事業所情報>▶基本情報タブの給与計算規定グループの情報を表示します。
- 「賃金形態」には、従業員情報>▶基本情報タブの給与支給形態の情報を表示します。
- 「所定労働日数」には、支給対象月ごとの所定労働日数を入力します。
以降の欄は適宜ご入力ください。
- 通勤手当は「有」「無」を選択します。「有」の場合は期間を選択します。
支給申請書②
1. 事業主証明欄
事業所情報>▶労働保険タブの該当の労働保険番号の情報を表示します。
必要に応じて適宜入力します。
2. 申請欄
- 申請年月日:作成時点の年月日が初期表示されます。適宜変更します。
- あて先:事業所情報>▶労働保険タブの「雇用保険」欄の「管轄公共職業安定所 提出先」を表示します。
- 申請者 氏名:従業員情報>▶基本情報タブの情報を表示します。
【申請について同意済みチェックについて】
※申請内容等を事業主等が被保険者に確認し、合意のもと「記入内容に関する確認書・申請等に関する同意書」を作成・保存することで被保険者氏名の記入を省略することができます。その場合、申請者氏名欄には、「申請について同意済み」と記入します。
「申請について同意済み」チェックを外す場合は、申請者 氏名欄を編集することでチェックが外れます。
3. 社会保険労務士記載欄
事業所情報>▶電子申請タブ>電子申請で利用する証明書を選択で指定されている▶電子証明書の情報を表示します。
申請データの送信・一時保存
- 申請する内容を確認したら「送信」をクリックします。
未入力の必須項目やエラーがある場合は、「送信」をクリックしても画面が切り替わらず、エラー箇所に赤い吹き出しもしくは赤枠が表示されます。
未送信トレイに一時保存する場合でも電子申請時の必須項目を仮登録し、エラーを解消する必要があります。仮情報で構いませんので、各タブの必須項目を埋め、エラーがない状態に整えて未送信トレイに保存します。
- 送信確認フォームの「送信」をクリックします。
※すぐに送信せず、申請データを一時保存する場合は「未送信トレイ保存」をクリックします。
未送信トレイにつきましては▶未送信トレイの使い方にてご案内しています。
送信した電子申請につきましては「電子申請一覧」にて確認することができます。▶電子申請一覧画面の表示項目・状況一覧