産前産後・育児休業管理画面では、出産にともなう産前産後休業、育児休業に関するタスクを管理できます。こちらではタスク編集画面の産前・出産タブの利用方法をご案内します。
目次
タスク編集画面の表示方法
タスク編集画面の利用方法(産前・出産)
・社保免除(産前産後)
・出力書類(出産手当金)
・基本情報
・育児休業期間
・回収書類
┗育児休業申出書の出力方法
タスクの完了処理を取り消す方法
タスク編集画面の表示方法
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▶事業所一覧>出産育児をクリックします。
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▶産前産後・育児休業管理画面が開きます。
- タスクをクリックすると、タスク編集画面が開きます。
タスク編集画面の利用方法(産前・出産)
産前・出産タブでは、出産手当金支給申請書の作成、産前産後休業取得者申出書/変更(終了)届の申請、出産日の確認/入力などをおこないます。
タスク編集をする場合は、画面右上の「編集」をクリックし、編集モードに切り替えたうえで操作をします。編集終了後は「保存」をクリックします。アイコンをクリックすると、従業員情報や賃金台帳画面を確認できます。
各項目の説明は下記をご確認ください。
従業員から本人または配偶者の出産に関する申出を受けて、管理画面で「産前産後・育児休業登録」をすると下記のタスクが作成されます。下記のタスクに関する操作は産前・出産タブでおこないます。
タスク名 | タスクの説明 | 開始日 | タスクの完了方法(タスク編集画面の登録箇所) |
---|---|---|---|
(社)出産手当金(作成) | 出産手当金申請書を作成する | 出産予定日の42日前 | 「産前・出産」タブ>▶出力書類>出産手当金進捗メモ欄の「2.記入依頼済み」にチェック |
(社)社保免除(産前産後) | 産前産後休業取得者申出書/変更(終了)届を申請する | 出産予定日の42日前 | 「産前・出産」タブ>▶社保免除(産前産後)で電子申請データを作成し、送信 |
(他)出産日ヒアリング | 出産日を確認する | 出産予定日 | 「産前・出産」タブの▶基本情報>出産日(生年月日)を入力 |
(社)出産手当金(申請) | 作成した出産手当金申請書を提出する | 出産日 | 「産後・出産」タブの▶出力書類>出産手当金進捗メモ欄の「6.申請完了」にチェック |
※性別、社会保険加入状況で作成されるタスクは変動します。
タスクの作成方法は▶こちらをご確認ください。
社保免除(産前産後)
産前産後休業取得者申出書/変更(終了)届の電子申請データを作成します。
- 必要事項を確認・入力します。
・新たに産前産後休業を取得する場合は共通項目欄のみ入力します。
・出産年月日が出産予定日より早まった場合、または遅れた場合は共通項目欄と「A変更」欄を入力します。
・産前産後休業終了予定日前に産前産後休業を終了する場合は共通項目欄と「B 終了」欄を入力します。
入力が完了したら「保存」をクリックします。
- 「電子申請データ作成」をクリックし、未送信トレイに申請データを保存します。
- 未送信トレイに「社会保険_産休取得保険料免除」の届出データが保存されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
【社保免除(産前産後)タスクの完了方法】
「社保免除(産前産後)」で電子申請データを作成し、送信することで産前産後・育児休業管理画面のタスク完了にチェックが入ります。
出力書類(出産手当金)
出産日の連絡を受ける前に出産手当金支給申請書を出力し、その後、従業員に申請書を送付~回収~申請の進捗状況をチェックします。
- 「払込希望金融期間」欄では、出産手当金支給申請書に表示する銀行口座を、従業員情報>▶税・保険料等で登録した銀行口座から選択できます。 払込希望金融機関プルダウン(▼)から金融機関を選択し、「保存」後に「出産手当金出力」をクリックし、必要に応じて印刷やPDFファイルでのエクスポートをおこないます。
- 「出産手当金進捗メモ」では、出産手当金支給申請書に関する下記6工程の進捗チェックをおこないます。各タスクが終了したら、左端「済」欄にチェックを入れます。
【出産手当金(作成)タスクの完了方法】
「出産手当金進捗メモ」欄の「2.記入依頼済み」にチェックが入ると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。【出産手当金(申請)タスクの完了方法】
「出産手当金進捗メモ」欄の「6.申請完了」にチェックが入ると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
基本情報
出産の連絡を受けたら、出生児の情報を登録します。
- 出生児の姓名、性別、出産日等を入力します。
- 社会保険扶養メモでは、子どもを社会保険の扶養に追加するか確認した内容をメモしておくことができます。扶養する場合は「扶養する」にチェックを入れ、右の欄は「扶養手続済」かどうかの備忘欄として利用できます。 (従業員情報の扶養者情報の登録はこちらの画面からはおこなえません。従業員情報>▶扶養者タブよりおこないます。)
- 「産前産後休業期間(確定)」欄に期間の反映、入力をおこないます。「出産予定日以前42日から産後56日」にチェックを入れると出産日を参照し、休業期間を自動表示します。
【出産日ヒアリングタスクの完了方法】
「出産日(生年月日)」欄を入力すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
育児休業期間
予定している育児休業期間を入力し、社保免除(育児休業)、雇保の育休支給申請等の出産後におこなう手続きに関するタスクを登録します。
- 「育児休業」か「育児休業(分割取得)」を選択します。
・育児休業: 対象期間を入力します。「産後56日の翌日から1歳の誕生日の前日まで」にチェックを入れると、出産日を参照して対象期間を自動表示します。(入力期間に応じてタスクが作成されます)
・育児休業(分割取得): 対象期間1、対象期間2を入力します。(入力期間に応じてタスクが作成されます)
- 出生時育児休業を取得する場合は、対象期間を入力します。(入力期間に応じてタスクが作成されます。)
- 「+タスクを作成」をクリックします。(※「+タスクを作成」は基本情報の出産日(生年月日)と育児休業の対象期間が未入力の場合はクリックできません。)
作成されるタスク一覧は▶2歳までに必要なタスクをご覧ください。
- 「入力された対象期間に対する申請タスクを2歳タブに作成」を「OK」します。
- 「2歳まで」タブに社保免除(育児休業)以降の2歳までのタスクが表示されます。
※「保存」することで2歳までのタスクが確定します。
回収書類
手続きに利用する母子手帳や育児休業申出書等の書類ファイルを登録します。
- 「+追加」をクリックします。
- 保管するファイルを上部枠内にドラッグするか、枠内をクリックしてファイルを選択します。「顧問先事業所への共有設定」「関連付け設定」「従業員への共有設定」「従業員添付ファイル属性」をそれぞれ設定し、「保存」をクリックします。項目設定の内容については▶こちらをご覧ください。(※拡張子がexe、com、pif、bat、scrのファイルは選択できません。)
育児休業申出書の出力方法
- 「育休申出書出力」をクリックします。
- 申出書設定フォームで「育児休業」か「出生時育児休業」を選択して「OK」します。(申出書のフォーマットは「育児休業」「出生時育児休業」共通のものをご用意しています)
- 「(出生時)育児休業申出書」が表示されます。必要に応じて印刷やPDF出力をおこないます。「ファイル登録」をクリックすると、回収書類として登録され、従業員情報>▶保管添付書類からも確認できます。
タスクの完了処理を取り消す方法
タスク編集画面で誤ってタスクを完了してしまった場合は、産前産後・育児休業管理画面の完了チェックを外します。
タスク編集画面からはタスクの完了を取り消すことができませんのでご注意ください。
<関連記事>
▶産前産後・育児休業に関する情報の登録方法
▶産前産後・育児休業管理画面の操作方法