産前産後・育児休業管理画面では、出産にともなう産前産後休業、育児休業に関するタスクを管理できます。こちらではタスク編集画面の2歳までタブの利用方法をご案内します。
目次
タスク編集画面の表示方法
タスク編集画面の利用方法(2歳まで)
2歳まで申請タスク一覧
・(社)社保免除(育休)
・(雇)育休初回
・(雇)出生時育児休業
・(雇)育休分割初回
・(雇)支給申請2回目以降
・(他)延長確認(1歳)
┣延長事由認定申告書の出力
┗育児休業を延長する場合
復帰日連絡
時短タスク一覧
・時短タスクの作成方法
・(他)時短初回
・(他)時短2回目以降
タスクの完了処理を取り消す方法
タスク編集画面の表示方法
- ▶事業所一覧>出産育児をクリックします。
-
▶産前産後・育児休業管理画面が開きます。2歳までタブでは下記のタスクを管理します。(タスクの作成方法は▶こちらをご確認ください。)
タスク例 追加タスク例 ▶産前・出産タブで「+タスクを作成」すると、2歳までタブに登録状況に応じて下記のタスクが作成されます。
【2歳までタスク】
・(社)社保免除(育休)タスク
・(雇)出生時育児休業タスク
・(雇)育休初回タスク
・(雇)育休分割初回タスク
・(雇)支給申請〇回目タスク
・(他)延長確認(1歳)タスク時短タスクは2歳までタブの時短タスク一覧で「+タスクを作成」すると下記のタスクが作成されます。
【時短タスク】
・(他)時短初回
・(他)時短2回目以降2歳までタブ>2歳まで申請タスク一覧下部の「+追加」から個別にタスクを追加することも可能です。
【2歳までタスク】
・(雇)支給申請タスク
・(雇)育休分割初回タスク
・(社)社保免除(育休)タスク
・(他)延長確認(1歳)タスク
・(他)延長確認(1歳半)タスク※育児休業期間を延長する場合は、2歳まで申請タスク一覧の「他 延長確認(1歳)」タスクから「タスク変更」することで延長確認(1歳半)関連タスクを追加・変更できます。
- タスクをクリックすると、タスク編集画面が開きます。
タスク編集画面の利用方法(2歳まで)
2歳までタブでは、社保免除(育休)以降のタスクに応じた電子申請データの作成等をおこないます。
タスク編集をする場合は、画面右上の「編集」をクリックし、編集モードに切り替えたうえで操作をします。編集終了後は「保存」をクリックします。アイコンをクリックすると、従業員情報や賃金台帳画面を確認できます。
各項目の説明は下記をご確認ください。
2歳まで申請タスク一覧
社保免除(育休)以降のタスクに応じた電子申請データの作成等をおこないます。下記のタスクを扱います。
タスク名 | タスクの説明 | 開始日 | タスクの完了方法(タスク編集画面の登録箇所) |
---|---|---|---|
(社)社保免除(育休) | 育児休業等取得者申出書(新規・延長)/終了届を申請する | 育児休業開始日 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(雇)育休初回 ※出生時育児休業の対象期間が未入力の場合に作成 |
育児休業給付受給資格確認票・育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書(初回)を申請する | 給付金支給対象期間の支給初日から2ヶ月後 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(雇)出生時育児休業 ※出生時育児休業の対象期間を入力した場合に作成 |
育児休業給付受給資格確認票・出生時育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書を申請する | 給付金支給対象期間の支給末日の翌日 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(雇)育休分割初回 ※育児休業(分割取得)で対象期間1、2を入力した場合、もしくは出生時育児休業の対象期間を入力した場合に作成 |
育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書(分割取得)を申請する | 給付金支給対象期間の支給初日から2ヶ月後 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(雇)支給申請〇回目 | 育児休業給付金支給/出生後休業支援給付金申請書(〇回目)を申請する | 給付金支給対象期間の支給初日から2ヶ月後 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(他)延長確認(1歳) | 育児休業延長の意向確認をする | 1歳の誕生日を迎える月の3ヶ月前の1日 | 「2歳まで」タブの延長確認(1歳)にて「確認済み」にチェック |
(社)社保免除(育休)
- 必要事項を確認・入力し「保存」をクリックします。
共通項目
項目名 説明 育児休業等開始
育児休業等終了(予定)産前・出産タブ育児休業期間で設定された期間が表示されます。 養育する子供の区分 実子/その他 を選択します。 養育開始日 養育する子供の区分が「その他」の場合に入力します。 育児休業等取得日数 「育児休業等開始年月日」と「育児休業等終了(予定)年月日の翌日」が同月内の場合のみ入力します。 就業予定日数 「育児休業等開始年月日」と「育児休業等終了(予定)年月日の翌日」が同月内の場合のみ入力します。 パパママ育休プラス該当区分 パパママ育休プラスに該当する場合は、チェックを入れます。 備考欄 適宜入力します。
「A 延長」「B 終了」「C 育休等取得内訳」欄に記載が必要な場合は、それぞれをクリックし、必要事項を入力します。(※共通項目は必ず入力してください。) - 「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
未送信トレイに「育児休業等取得者申出書(新規・延長)/終了届(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「社会保険_育休取得保険料免除」と表示します。【社保免除(育休)タスクの完了方法】
「社保免除(育休)」で電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(雇)育休初回
- 必要事項を確認・入力します。「払込希望金融期間」欄では、育児休業給付金支給申請書に表示する銀行口座を、従業員情報>▶税・保険料等で登録した銀行口座か「マイナポータルに登録されている公金受取口座」から選択できます。
- パパママ育休プラス・出生後休業支援給付欄に適宜入力します。
出生後休業支援給付金を同時申請する場合は、配偶者情報を入力します。
備考欄に適宜入力します。
- 「賃金額設定」をクリックし、賃金本紙設定画面で休業開始時賃金月額証明書を作成します。操作方法は▶こちらをご参照ください。
- 「休業開始時における雇用期間」欄を適宜入力します。
- 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし、「電子申請データ送信」をクリックして申請データを未送信トレイに保存します。
未送信トレイに「育児休業給付受給資格確認票・育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書(初回)(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「雇用保険_育休給付金初回」と表示します。
【育休初回タスクの完了方法】
「育休初回」で電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(雇)出生時育児休業
出生時育児休業給付金支給申請の電子申請データを作成します。
- 必要事項を確認・入力します。「払込希望金融期間」欄では、出生時育児休業給付金支給申請書に表示する銀行口座を、従業員情報>▶税・保険料等で登録した銀行口座か「マイナポータルに登録されている公金受取口座」から選択できます。
- 出生後休業支援給付金を同時申請する場合は配偶者情報を登録します。
- 備考欄に適宜入力します。
- 「賃金額設定」をクリックし、賃金本紙設定画面で休業開始時賃金月額証明書を作成します。操作方法は▶こちらをご参照ください。
- 「休業開始時における雇用期間」欄を適宜入力します。
- 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし、「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
未送信トレイに「育児休業給付受給資格確認票・出生時育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「雇用保険_出生時育休給付金」と表示します。
【出生時育児休業タスクの完了方法】
「出生時育児休業」で電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(雇)育休分割初回
- 必要事項を確認・入力します。「払込希望金融期間」欄では、育児休業給付金支給申請書に表示する銀行口座を、従業員情報>▶税・保険料等で登録した銀行口座か「マイナポータルに登録されている公金受取口座」から選択できます。
- パパママ育休プラス・出生後休業支援給付欄に適宜入力します。
出生後休業支援給付金を同時申請する場合は、配偶者情報を入力します。
備考欄に適宜入力します。
- 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし、「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
未送信トレイに「育児休業給付金/出生後休業支援給付金支給申請書(分割取得)(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「雇用保険_育休給付金分割取得」と表示します。
【育休分割初回タスクの完了方法】
「育休分割初回」で電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(雇)支給申請2回目以降
- 必要事項を確認/入力します。
- パパママ育休プラス・出生後休業支援給付欄に適宜入力します。
出生後休業支援給付金を同時申請する場合は、配偶者情報を入力します。
備考欄に適宜入力します。 - 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし、「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
未送信トレイに「育児休業給付金支給/出生後休業支援給付金申請書(〇回目)(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「雇用保険_育休給付金2回目以降」と表示します。
【支給申請2回目(以降)タスクの完了方法】
「支給申請〇回目」で電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(他)延長確認(1歳)
育休延長の意向確認の進捗記録、延長事由認定申告書の出力、育児休業終了までのタスク変更・追加をおこないます。
進捗状況に応じて延長確認欄の「未確認」「確認中」「確認済み」にチェックを入れます。
延長事由認定申告書の出力
(他)延長確認(1歳)タスクで「延長事由認定申告書出力」をクリックすると申告書のPDFデータのダウンロードが可能です。
「延長事由認定申告書を従業員に共有する」にチェックを入れることで従業員ページに申告書を共有できます。 チェックボックスがグレーアウトしている場合は、タスク編集画面を保存し、再度「編集」をクリックしてください。
育児休業を延長する場合は下記の操作をおこないます。
育児休業を延長する場合
- 「延長する」を選択します。
- 「タスク変更」をクリックすると、育児休業を延長する際におこなう必要がある関連タスクを追加・変更できます。「育児休業等終了(予定)年月日(変更後)」には、1歳半になる前日が設定されるため、終了予定日がそれ以前の場合は、変更して「OK] をクリックします。
「タスク変更」から作成されるタスクは▶2歳までタブの追加タスクをご覧ください。
この操作は「2歳まで申請タスク一覧」下部の「+追加」から個別にタスクの追加をして対応することも可能です。
【延長確認(1歳)タスクの完了方法】
「確認済み」にチェックが入ると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
復帰日連絡
育児休業等終了年月日及び職場復帰日を登録します。
復帰日を登録することで復帰後3ヶ月タブに「育休終了時月変(改定)タスク」と「特例申出タスク」が作成されます。育児休業等終了年月日は、育休終了時月変の申請データ作成時や、月額変更届管理画面の育児休業終了時の月変判定に使用します。
時短タスク一覧
時短タスク一覧では、育児時短就業給付金の電子申請データの作成に必要な下記のタスクを扱います。
タスク名 | タスクの説明 | 開始日 | タスクの完了方法(タスク編集画面の登録箇所) |
---|---|---|---|
(他)時短初回 | 育児時短就業給付受給資格確認票・育児時短就業給付金支給申請書(初回)を申請する | 支給対象年月の「その1」もしくは「その2」の翌月月初 | 「2歳まで」タブで電子申請データを作成し、送信 |
(他)時短2回目以降 | 育児時短就業給付金支給申請書(2回目以降)を申請する |
時短タスクの作成方法
- 「+タスクを作成」をクリックします。
- 時短タスク作成フォームに入力し「OK」すると、2歳の誕生日前日までのタスクが自動作成されます。
項目 説明 育児時短就業開始日 育児時短就業開始年月日をプルダウン(▼)から選択します。 「育児休業に引き続く時短就業」チェックボックス 育児休業給付の対象となる育児休業から引き続き、同一の子について育児時短就業を開始している場合はチェックを入れます。 事業所の指定月 (奇数月/偶数月) 育児休業等給付の支給申請月は、事業所ごとに申請月(奇数月型または偶数月型)が指定されています。この申請月にあわせて育児時短就業給付金の支給申請手続きをおこないます。 時短就業前の所定労働時間 プルダウン(▼)から「〇時間〇分」を入力します。 時短就業中の所定労働時間
(他)時短初回
- 必要事項を確認・入力します。「払込希望金融期間」欄では、育児休業給付金支給申請書に表示する銀行口座を、従業員情報>▶税・保険料等で登録した銀行口座か「マイナポータルに登録されている公金受取口座」から選択できます。
- 支給対象欄では支給対象年月、週所定労働時間(時短就業中の所定労働時間)に時短タスク作成フォームの入力内容が反映されます。「支払われた賃金額」と「賃金に関する特記事項」を入力します。お財布アイコンをクリックすると、支給対象月に支払われた確定済み給与データがある場合「支払われた賃金額」欄に労保対象額を表示します。
- 終了欄に記載が必要な場合は、必要事項を入力します。本来の週所定労働時間に復帰した場合や、育児時短就業を終了する事由が生じた場合は、時短就業終了年月日と時短就業終了事由を入力します。
※「必ず共通項目も記入してください。」と表示されておりますが、共通項目はございません。近日中に修正させていただきます。
備考欄に適宜入力します。
- 賃金額設定」をクリックし、賃金本紙設定画面で休業開始時賃金月額証明書を作成します。操作方法は▶こちらをご参照ください。
- 「休業開始時における雇用期間」欄を適宜入力します。
- 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
- 未送信トレイに「育児時短就業給付受給資格確認票・(初回)育児時短就業給付金支給申請書(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続名「雇用保険_時短就業給付金初回」と表示します。
【時短初回タスクの完了方法】
時短初回タスクで電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
(他)時短2回目以降
- 支給対象欄では支給対象年月、週所定労働時間(時短就業中の所定労働時間)に時短タスク作成フォームの入力内容が反映されます。「支払われた賃金額」と「賃金に関する特記事項」を入力します。お財布アイコンをクリックすると、支給対象月に支払われた確定済み給与データがある場合「支払われた賃金額」欄に労保対象額を表示します。
- 変更欄、終了欄に記載が必要な場合は、必要事項を入力します。
変更欄:本来の週所定労働時間が変更された場合は、変更後の本来の週所定労働時間を時短就業前の所定労働時間に入力します。
終了欄:本来の週所定労働時間に復帰した場合や、育児時短就業が終了する事由が生じた場合は、時短就業終了年月日と時短就業終了事由を入力します。
※「必ず共通項目も記入してください。」と表示されておりますが、共通項目はございません。近日中に修正させていただきます。
備考欄に適宜入力します。
- 「添付書類」欄を設定します。「選択」をクリックすると、産前・出産タブの回収書類に登録したファイルを選択できます。
- 「保存」をクリックし「電子申請データ作成」をクリックし、申請データを未送信トレイに保存します。
- 未送信トレイに「育児時短就業給付金支給申請書(※)」が作成されます。申請データを送信する場合は未送信トレイに移動し、必要事項を入力して電子申請をおこないます。
※FORROUでは手続き名「雇用保険_時短就業給付金2回目以降」と表示します。
【時短2回目以降タスクの完了方法】
時短2回目以降タスクで電子申請データを作成し、送信すると、産前産後・育児休業管理画面でタスク完了にチェックが入ります。
タスクの完了処理を取り消す方法
タスク編集画面で誤ってタスクを完了してしまった場合は、産前産後・育児休業管理画面の完了チェックを外します。
タスク編集画面からはタスクの完了を取り消すことができませんのでご注意ください。