「算定基礎届 公文書マスタ相違チェック算定基礎届」機能では、年金事務所から交付された公文書と従業員情報に登録されている内容を比較し、相違がある場合に従業員情報を公文書の内容に修正登録することができます。
公文書チェックができるファイルは下記の通りです。
| ファイル名 | 説明 |
|---|---|
| 7130001.xml | 一般的な公文書 |
| 7130001.pdf | 事業主や被保険者氏名に機種(環境)依存文字を含む公文書 |
| 7200001.xml | 70歳以上被用者の公文書 |
| 7200001.pdf | 事業主や被保険者氏名に機種(環境)依存文字を含む、70歳以上被用者の公文書 |
⚠ 注意
公文書は行政から仕様の公開がされておらず、弊社で独自に公文書を確認し「公文書チェック」機能を提供しています。弊社内で動作検証していますが、正常に動作しない場合もあります。
(例:公文書のファイル名が変更された場合、公文書の項目名が変更された場合 等)
目次
算定マスタ相違チェックの活用方法
-
標準報酬月額の更新を「自動設定」している場合
事業所情報>基本情報タブ>端数・起算月設定の「算定基礎届後の標準報酬更新設定」を「電子申請後に自動設定」としている場合は、算定基礎届の送信後に従業員情報の「標準報酬月額」欄は自動更新されます。
算定マスタ相違チェック機能を用いて、公文書と従業員情報の差分データ(赤字のデータ)を確認し、従業員情報に反映が必要なデータを登録します。(当年7月以降の月額改定が既に登録されている場合や、赤字以外のデータについては、従業員情報画面で直接修正してください。)
-
標準報酬月額の更新を「手動設定」している場合
事業所情報>基本情報タブ>端数・起算月設定の「算定基礎届後の標準報酬更新設定」を「手動設定」としている場合は、算定公文書チェック画面で7,8,9月月変対象者以外のデータを「マスタ登録」することで、一括で月額改定をおこないます。
公文書マスタ相違チェック 算定基礎届画面の表示方法
- FORROUホーム画面もしくはサイドメニューの「電子申請一覧」をクリックします。
- 電子申請一覧画面の「公文書」>「算定基礎届チェック」をクリックします。
- 「公文書マスタ相違チェック 算定基礎届」画面が表示されます。
公文書マスタ相違チェック 算定基礎届画面の操作方法
公文書マスタ相違チェック 算定基礎届画面では、公文書の内容と従業員情報を比較し、相違箇所があった場合に、従業員情報を公文書の内容に修正登録することができます。
初期表示
公文書と従業員情報に差異があるデータが初期表示されます。
【初期表示で表示されるデータ例】
- 7,8,9月変対象者
- 二以上勤務者 (行政から紙で決定通知書が返ってくる場合)
- 健保組合被保険者
- 70歳以上被用者(75歳以上で健保等級を登録して運用している場合)
- 国保被保険者(健保等級を登録して運用している場合)
- 厚生年金のみ加入者
従業員情報に反映できる月額改定データとは?
■氏名等が相違しているデータ
算定公文書チェック画面で差分のデータ(赤字のデータ)について、選択ボックスが有効になり、「マスタ登録」で従業員情報に反映できます。
💡ポイント
登録オプションから「氏名等」を選択してマスタ登録をおこなうと、氏名・整理番号・生年月日において、公文書と相違する項目すべてが上書き登録されます。氏名は公文書に合わせないなど、一部の項目のみ修正する場合は従業員情報画面で登録内容を修正してください。
■7月以降 月額改定していないデータ
7,8,9月改定対象者以外のデータについて、選択ボックスが有効になり、「マスタ登録」で従業員情報に反映できます。
💡ポイント
既に当年7月以降の標準報酬月額が従業員情報に登録されている場合は、公文書マスタ相違チェック機能の「(標準報酬月額)マスタ登録」で標準報酬月額を修正することはできません。公文書と従業員情報の登録内容が相違している場合は、従業員情報画面上で登録内容を修正してください。
文字がグレーで表示されている
下記の場合に、文字がグレーで表示されます。文字色がグレーで表示されている項目は、マスタ登録で従業員情報を更新することができないため、従業員情報画面で登録内容を修正します。
- 従業員情報の改定年月が同年7月以降で登録されている場合に、従業員情報の「改定年月」と「報酬月額」をグレー表示 (例:7月変、8月変、返戻後再申請した場合など )
- 公文書に整理番号が無い場合に、従業員情報の「整理番号」をグレー表示
- 公文書氏名に機種依存が含まれている場合に該当文字をグレー表示 (機種依存文字が□で表示されるケースもあります)
項目説明
ヘッダー項目
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 事業所 | 事業所単位で絞り込み表示する場合は、プルダウン(▼)から選択します。事業所名を入力することで、部分一致した事業所を検索して事業所選択することができます。 |
| 適用年 | 初期表示では現在年度が表示されます。必要に応じてプルダウン(▼)から適用年を選択します。 |
| 差異なし | 「表示する」にチェックを入れると、公文書と従業員情報に相違箇所がない従業員も表示されます。 |
| 反映済み | 「表示する」にチェックを入れると、この画面で「マスタ登録」し、現在は公文書と従業員情報に差異がない従業員の情報も表示されます。 |
| カナ大小 | 「比較する」にチェックを入れると、氏名カナの大小(アとァなど)の差異を相違箇所と判定します。 |
| 機種依存文字 | 「比較する」にチェックを入れると、公文書の氏名に機種(環境)依存文字が含まれている場合に相違箇所と判定します。「比較する」のチェックが空欄の場合は機種依存文字を除いた氏名で相違箇所を判定します。 |
| 再取得 | 上記で設定した抽出内容で一覧表を更新します。 |
| 登録オプション |
「マスタ登録」をクリックしたときに、下記項目について従業員情報を公文書の情報に合わせて更新します。 ・氏名等 ・標準報酬月額 |
| マスタ登録 | 「マスタ登録」をクリックすると、「登録オプション」のチェックが入っている項目について、選択欄にチェックが入っている従業員の従業員情報を更新します。 |
データ項目
| 項目名 | 説明 | |
|---|---|---|
| 選択 | 左端の選択チェックボックスにチェックを入れて「マスタ登録」をクリックすると、該当の従業員情報が更新されます。 | |
| 電子申請 | 事業所 | 会社名(アプリ表示名)が表示されます。 |
| 送信日 | 電子申請送信日が表示されます。送信日をクリックすると該当の電子申請詳細画面が表示されます。 | |
| 公文書 |
公文書に記載されている以下の内容が表示されます。 ・整理番号 従業員情報と相違している場合は赤字で表示されます。 |
|
| 従業員情報 |
従業員情報に登録されている以下の内容が表示されます。 ・健康保険被保険者整理番号 公文書と相違している場合は赤字で表示されます。従業員情報に同年7月以降の「改定年月」の情報が登録されている場合は、選択ボックスが灰色で表示され、この画面ではマスタ登録ができません。 |
|
マスタ登録の手順
- 従業員情報に公文書の内容を登録する従業員の選択欄にチェックを入れます。
※同年7月以降の報酬月額を従業員情報に登録済みの場合は、従業員情報欄の改定年月・等級が灰色文字で表示されます。灰色文字で表示される項目はこちらの画面でマスタ登録ができません。▶従業員情報画面にて登録内容を修正します。
- 登録オプションを適宜変更し、「マスタ登録」をクリックします。
・氏名等
チェックを入れると、従業員情報に登録されている「氏名」「(健康保険被保険者)整理番号」「生年月日」のうち、赤字で表示されている差分データについて、公文書の内容に更新します。
・標準報酬月額
チェックを入れると、公文書の内容で月額改定登録をします。「報酬月額」は、申請データを参照し、平均額もしくは修正平均額を登録します。
- 確認ウィンドウが表示されたら、「OK」をクリックします。
- 正常に登録されると「登録が完了しました」と確認ウィンドウが表示されます。
「更新できる情報がありません」と表示される場合は、登録オプションを変更して再度「マスタ登録」をおこなうか、▶従業員情報画面にて登録内容を変更します。
- 従業員情報画面にてマスタ登録した内容が反映されているか確認します。
📚関連サポート記事
▶算定基礎届(定時決定)手続きの流れ