算定結果確認画面では、算定進捗管理画面からデータ作成した算定基礎届の公文書交付状況や、標準報酬月額の変化状況の確認、定時決定による社会保険料のお知らせ作成ができます。
目次
・算定結果確認画面の表示方法
┗項目説明
・定時決定による社会保険料のお知らせ作成方法
┣「定時決定後のお知らせ」
┣「社会保険料(変更)のお知らせ」
┗二以上勤務者の保険料表示について
算定結果確認画面の表示方法
- 事業所一覧右上の「算定基礎届」をクリックします。
- 算定進捗管理画面が表示されます。対象年が算定結果確認を閲覧したい年度になっていることを確認し、「算定結果確認」をクリックします。
- 算定結果確認画面が表示されます。
項目説明
項目名 | 説明 |
---|---|
事業所名 | 事業所情報>▶基本情報タブの会社名が表示されます。 |
公文書 |
▶算定進捗管理画面で「データ作成ステータス」が「作成済」となっているデータの「電子申請データステータス」が「終了」になると「○」が表示されます。同一事業所で複数データを作成した場合は、すべてのデータが「終了」になると「○」が表示されます。 |
一時保存+作成済件数 | ▶算定進捗管理画面で「データ作成ステータス」が「一時保存」「作成済」になっているデータの件数を表示します。※非表示設定をしているデータはカウントされません。 |
7-9月変 | 「未送信トレイ」「電子申請一覧」を参照し、7月~9月の月額変更届が作成されている従業員数を表示します。 |
直近取 | 従業員情報>▶社保労保タブ>「社会保険 資格取得年月日」が同年6月~9月の従業員数を表示します。(資格喪失年月日が同年9月以前の従業員は除く) |
Up | ▶算定進捗管理画面から算定基礎届を作成した従業員のうち、標準報酬月額の等級が上がった従業員数を表示します。 |
Down | ▶算定進捗管理画面から算定基礎届を作成した従業員のうち、標準報酬月額の等級が下がった従業員数を表示します。 |
= | ▶算定進捗管理画面から算定基礎届を作成した従業員のうち、標準報酬月額の等級が変わらない従業員数を表示します。 |
平均報酬月額と被保険者数 | 従業員情報>▶社保労保タブ>「社会保険 資格取得年月日」が同年9月1日以前の従業員の平均報酬月額と被保険者数を表示します。 |
「+発行」をクリックすると「定時決定による社会保険料」画面が表示されます。「ファイル登録」をすると、右側にPDFファイル名が表示され、ファイル名をクリックするとプレビュー表示されます。詳細は▶こちらをご参照ください。 |
定時決定による社会保険料のお知らせ作成方法
従業員情報>▶社保労保タブ>標準報酬月額に登録されている内容をもとに、定時決定による社会保険料のお知らせを作成することができます。
- 算定結果確認画面の「+発行」をクリックします。
- 「定時決定による社会保険料」画面が表示されます。作成するファイル名を適宜変更し、「ファイル登録」すると「算定結果確認」画面と、事業所情報>▶保管添付書類にPDFファイルが保存されます。
- 作成したPDFファイルのファイル名をクリックすると、プレビュー画面で作成したお知らせを確認できます。右上のプリンターマークから印刷や、右下「ダウンロード」をクリックするとPDFファイルをダウンロードすることができます。
- 顧問先事業所ページに「定時決定による社会保険料」のお知らせを共有する場合は、事業所情報>▶保管添付書類を開き、対象となるファイルの「顧問先事業所への共有設定」を変更します。
定時決定後のお知らせ
表示項目の詳細は下記をご確認ください。
<イメージ>
項目名 | 説明 |
---|---|
合計保険料 | 従業員情報>▶社保労保タブの標準報酬月額欄の登録情報を、9月1日を起点に前後一か月を社会保険対象期間の従前/改定後として集計して比較表示します。 |
本人負担分 | |
会社負担分 | |
9/1現在被保険者数および算定基礎届出人数 | ・9/1現在被保険者数:従業員情報>▶社保労保タブ>「社会保険 資格取得年月日」「喪失日」から、9月1日時点の被保険者数を表示します。 ・算定基礎届出人数:算定進捗管理画面から作成した▶算定申請データのうち、申請済み(もしくは未送信トレイに保存済み)のデータの届出欄が「〇」もしくは「7月変要CHK」の人数を集計して表示します。 |
平均報酬月額 | 従業員情報>▶社保労保タブ>「社会保険 資格取得年月日」「喪失日」から、9月1日時点の被保険者の平均報酬月額を表示します。 |
定時決定による変更 |
算定基礎届出人数のうち、下記の人数を表示します。 ・アップ 〇人:標準報酬月額の等級が上がった従業員数 ・ダウン 〇人:標準報酬月額の等級が下がった従業員数 ・変更なし 〇人:標準報酬月額の等級が変わらない従業員数 |
7月以降月変該当者 | 「未送信トレイ」「電子申請一覧」を参照し、7月~9月の月額変更届が作成されている従業員数を表示します。 |
6月以降社保取得者 |
従業員情報>▶社保労保タブ>「社会保険 資格取得年月日」が同年6月~9月の従業員数を表示します。(資格喪失年月日が同年9月以前の従業員は除く) 社会保険取得年月日が9月1日~9月末の従業員の人数を内訳に表示します。 |
育休による社保免除者 | 従業員情報>▶社保労保タブで「産前産後休業者、育児休業者(社会保険免除)」と設定している人数を集計して表示します。 |
社会保険料(変更)のお知らせ
9/1時点で被保険者にあたる従業員の改定後の社会保険料を、従業員情報>▶社保労保タブ>標準報酬月額欄を参照して表示します。
<イメージ>
備考欄には従業員情報を参照し、下記内容を表示します。
【備考欄】
- 10月1日以降に社会保険資格を喪失した場合は「喪失日」を表示します。
- 8月1日~9月末日までに社会保険資格を取得した場合は「取得日」を表示します。
- 9月に同月得喪した場合は「取得・喪失同月」を表示します。
- 9月改定の場合は、改定後の健保標準報酬の比較結果を表示します。(国保被保険者または、9月末に75歳以上の場合は厚年標準報酬で判定)
(例) ↓従前:620 - 二以上勤務者の場合は、改定後の合算時の標準報酬と按分率を表示します。
- 従業員情報>社保労保タブの標準報酬月額欄で、改定開始年月日が5月1日以前の場合は「標準報酬月額未更新のため計算できず」と表示します。
二以上勤務者の保険料表示について
【ソフトで按分計算をおこなう場合】
従業員情報>社保労保タブ>標準報酬月額欄の「報酬月額」と二以上勤務者欄の「報酬月額合算額」をもとに按分計算した保険料を表示します。
(非選択事業所(従)で、二以上勤務者欄の「料率端数パターン変更」から従たる事業所の保険料率を登録している場合は、そちらをもとに集計されます。)
【ソフトで按分計算をおこなわない場合】
ソフトで按分計算はおこなわず、従業員情報>税・保険料等タブで「社会保険を自動計算しない」にチェックを入れ、各保険料を手入力している場合は手入力した保険料が表示されます。
※税・保険料等タブの社会保険料欄は改訂履歴を保持できません。算定手続きにより社会保険料が変動し、お知らせ作成後に従前の保険料額で給与計算をおこなう必要がある場合は、お知らせ作成時に一時的に社会保険料額を変更し、「保険料のお知らせ」をファイル登録後に給与計算時点の保険料額に戻す必要があります。
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