Q.お問い合わせ内容
平日、土曜、日曜、祝日で時給単価が異なる従業員がいます。 各単価での計算結果を合算して「基本給」として表示するにはどのように設定すればよいでしょうか。
A.回答
複数の時給単価を登録し、各単価での計算結果を合算して「基本給」として表示する場合は、「勤怠項目」「係数単価」「個別給与項目単価」の登録および計算式の変更をおこないます。
下記操作方法では、「基本給(平日)」以外に「土曜時給」「日曜時給」「祝日時給」を持つケースでご案内いたします。適宜必要な項目のみ作成をお願いします。
- 給与マスタ>勤怠タブで、各単価に対応する勤怠項目「土曜出勤時間」「日曜出勤時間」「祝日出勤時間」を追加します。必要に応じて既定勤怠項目の「出勤時間」を「平日出勤時間」などに名称変更をおこない「保存」します。
- 給与マスタ>係数単価タブ>給与項目>個人項目欄に各時給単価「土曜時給」「日曜時給」「祝日時給」を追加し「保存」します。
- 対象従業員の従業員情報>手当控除タブの「個別給与項目単価」に、各時給単価を入力し「保存」します。
- 給与マスタ画面の右上「計算関係」をクリックし、「計算設定」タブを表示します。
- 「計算作成」タブを選択し、「B:勤怠データ」「C:率・単価等」「E:統合・符号」欄の数式作成パーツを使用して、時給者の計算式に「各時給単価 × 各勤怠項目」を追加し「保存」します。数式作成パーツを利用する場合は、「直接作成」欄のパーツを挿入したい箇所をクリックし、使用するパーツをダブルクリックで挿入します。(「E:等号・符号」はクリックで挿入できます)
※下記画像では、初期設定されている「基本給」の計算式に追加設定しています。計算式を初期設定から変更している場合は、変更後の数式に合わせて修正します。
- 「計算確認」タブで検算をおこないます。各勤怠時間を入力し右上「計算」をクリックすると、計算結果が支給欄に表示されます。(計算確認タブの操作方法詳細は▶こちら)
- 既に給与計算を開始している場合は、給与入力計算画面の左上「条件変更」より給与計算時必要なマスタを現在の状態にすることで修正した計算式が反映されます。(既に明細入力で一部計算を実行している従業員は、再計算の対象から除外できます。詳細は▶こちらをご確認ください。)