従業員情報>税・保険料等タブの給与支払方法の設定方法をご案内します。
目次
・給与支払方法の設定方法
┣振込支給のみ
┣現金支給のみ
┣定額現金 残額振込支給
┣定額振込 残額現金支給
┣会社基本設定適用
┗定額支給の合計額が差引支給額を下回る場合
・振込先金融機関情報の登録方法
┗登録方法
・振込先金融機関情報を削除する方法
・全銀振込依頼人の登録方法
給与支払方法の設定方法
- 従業員情報画面で従業員を選択し、編集モードに切り替えます。給与(賞与)支払方法は税・保険料等タブの給与支払方法欄で設定します。
給与支払方法欄の詳細情報が表示されていない場合は、をクリックします。
- 「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「振込」「現金」「会社基本設定適用」「定額現金 残額振込」「定額振込 残額現金」を選択し、詳細を設定します。
給与(賞与)支払方法 項目 説明 振込 振込支給のみ 現金 現金支給のみ 会社基本設定適用 給与マスタ>基本設定タブの「給与支払方法」の設定内容を適用します。 定額現金 残額振込 定額を現金支給し、残額を振込支給する場合に選択します。 定額振込 残額現金 定額を振込支給し、残額を現金支給する場合に選択します。
振込支給のみ
- 「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「振込」を選択します。
- 変更アイコンをクリックし、振込先情報登録フォームで振込先情報を登録します。操作方法は「振込先金融機関情報の登録方法」をご確認ください。
「残額」チェックが入っている金融機関情報をメインの振込先として使用します。
- 従業員情報を「保存」します。
現金支給のみ
- 「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「現金」を選択します。
- 最下行に現金データ行が表示されます。給与(賞与)定額欄はグレーアウト表示されます。
- 従業員情報を「保存」します。
定額現金 残額振込支給
- 「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「定額現金 残額振込」を選択します。
- 変更アイコンをクリックし、振込先情報登録フォームで振込先情報を登録します。操作方法は「振込先金融機関情報の登録方法」をご確認ください。
「残額」チェックが入っている金融機関情報を定額支給後の残額の振込先口座として使用します。
- 「給与(賞与)定額」欄に、現金支給額を入力します。
- 従業員情報を「保存」します。
定額振込 残額現金支給
- 「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「定額振込 残額現金」を選択します。
- 変更アイコンをクリックし、振込先情報登録フォームで振込先情報を登録します。操作方法は「振込先金融機関情報の登録方法」をご確認ください。
- 「給与(賞与)定額」欄に、振込支給額を入力します。現金データ行には「残額」と表示され、定額振込支給後の残額を現金支給額とします。
- 従業員情報を「保存」します。
会社基本設定適用
- 給与マスタ>基本設定タブの「給与支払方法」を適用する場合は、「給与」「賞与」のプルダウン(▼)から「会社基本設定適用」を選択します。
- 設定内容に応じて、金融機関情報や、給与(賞与)定額の登録をします。
定額支給の合計額が差引支給額を下回る場合
給与(賞与)支払方法欄では、定額支給の優先順位を登録することはできません。登録した定額支給の合計額が差引支給額を下回る場合は、残額チェックが入っている支給先に全額支給されます。
(例)「定額現金(10万) 定額振込A(5万) 残額振込B」のように、定額を現金と振込で支給し、残額を振込で支給するために、「定額現金 残額振込支給」を設定している場合
差引支給額が30万円の場合
差引支給額(30万) > 定額現金(10万)+定額振込A(5万) となるため、
「定額現金(10万) 定額振込A(5万) 残額振込B(15万)」とそれぞれ振り分けられます。
差引支給額が14万円の場合
差引支給額(14万) < 定額現金(10万)+定額振込A(5万) となるため、
「残額振込B(14万)」として、全額が振込Bに支給されます。
振込先金融機関情報の登録方法
振込先情報登録フォームで給与や賞与の振込先金融機関の情報を入力します。複数の金融機関を登録できますが、下記の場合は、必ずメインバンクを給与、賞与それぞれ1つずつ設定が必要です。
- 従業員情報で「振込」「定額現金 残額振込」を選択している場合
- 給与マスタで「振込」を選択していて、従業員情報で「会社基本設定適用」を選択している場合
「残額」チェックが入っている金融機関情報をメインの振込先として使用します。
メインバンクは2つ以上設定できません。二つ以上の振込先情報データ行に「残額」チェックが入っている場合は、保存時に「有効な銀行の『残額』」に1件チェックを入れてください。」のメッセージが表示されます。
登録方法
- 変更アイコンをクリックします。
- 振込先情報登録フォームで、金融機関名、店舗名を検索して設定します。
【金融機関名・コードの一部を入力】
金融機関名または金融機関コードの一部を入力し、検索ボタンをクリックすると検索結果を表示します。検索結果から該当する金融機関を選択します。
【店舗名・コードの一部を入力】
金融機関を選択後、店舗名または支店コードの一部を入力すると、検索結果を表示します。検索結果から該当する支店を選択します。
- 各項目を設定し「OK」をクリックします。
項目名 説明 預金種別 預金種別を「普通」「当座」から選択します。 口座番号 口座番号を半角数字7桁以内で入力します。 氏名 従業員情報に登録されている氏名を表示します。口座名義が登録内容と異なる場合は変更します。 シメイカナ 従業員情報に登録されている氏名カナを表示します。口座名義が登録内容と異なる場合は変更します。
半角カナ文字で入力し、氏と名の間には半角スペースを入力します。小文字は使用できません。
例)×リュウ→〇リユウ、×リョウ→〇リヨウ
※小文字で登録されているカナ文字は自動で大文字に変換します。無効日 登録した振込先情報のうち、現在は使用していないが金融機関の情報を残しておきたい場合などに、「無効日」を登録して対応します。
※振込先情報を削除したい場合は、振込先情報登録フォームの「クリア」ボタンで対応します。詳細は「振込先金融機関情報を削除する方法」をご確認ください。
振込先金融機関情報を削除する方法
登録した振込先情報のうち、現在は使用していないが金融機関の情報を残しておきたい場合などは、「無効日」を登録して対応します。
金融機関の情報を削除する場合は、下記の操作で対応します。
- 削除する振込先情報データ行の変更アイコンをクリックします。
- 振込先情報登録フォームで、「クリア」をクリックします。
- 登録内容がクリアされたことを確認し、「OK」をクリックします。
- 「振込口座を登録します。よろしいですか。」を「OK」します。
- クリアされていることを確認し、従業員情報を保存します。
全銀振込依頼人の登録方法
全銀振込依頼人とは、全銀協データ作成時に必要な振込元の金融機関情報を選択する項目です。
振込元の金融機関情報の登録は、給与マスタ>▶金融機関タブの「取引先銀行情報(メイン)」「取引先銀行情報(サブ1)」「取引先銀行情報(サブ2)」で設定をおこないます。
初期表示では「メイン」が設定されています。振込元金融機関情報が複数設定されている場合で、メイン以外の振込元金融機関を設定する場合は適したものに変更します。