Q.お問い合わせ内容
複数の給与規定グループを登録している場合、どのように算定基礎届申請データを作成すればよいでしょうか。
特に、事業所情報>基本情報>給与計算規定の「算定処理の起算月」は事業所につき一つしか登録ができませんが、起算月が異なる給与規定グループを登録している場合はどのように対応すればよいでしょうか。
A.回答
複数の給与規定グループを登録している場合は、給与規定グループごとに算定データを作成し、申請も別のデータとしておこないます。
また、給与規定グループ間で「算定処理の起算月」の考え方が異なる場合は、算定データ作成時に「算定処理の起算月」の設定を一時的に切り替えて対応します。
給与規定グループAとグループBを運用している事例をもとに給与規定グループごとの算定データの作成方法をご案内します。
※算定基礎届の作成に必要な4月から6月支給分の給与計算データが確定していることを確認後に算定データを作成します。
・Aグループの算定データの作成方法
・Bグループの算定データの作成方法
・各グループの算定申請データ作成画面の表示方法
Aグループの算定データの作成方法
- 事業所情報>基本情報>給与計算規定の「算定処理の起算月」はAグループの内容を設定しておきます。
- 事業所一覧から「算定基礎届」をクリックします。
- 算定進捗管理画面では、初期表示で1事業所につき1データ行が表示されます。該当の事業所のデータ作成ステータスが「未作成」となっているデータ行を選択します。算定進捗管理画面の操作方法については▶こちらをご確認ください。
- 「算定データ作成」フォームが表示されます。Aグループを選択し「作成」をクリックします。
算定データ作成をした時点で、算定進捗管理画面の「データ作成ステータス」が「一時保存」に切り替わります。
※算定期間3ヶ月分の給与データを確定していない場合は、確認ウィンドウが表示されます。算定データ作成後に給与データの確定や修正をしても、基礎日数を読み込むことができません。対象期間中の給与データが確定した状態でデータ作成をおこなってください。
- 算定データを作成すると「データ確認」画面が表示されます。参考情報や要確認ありとなっている従業員の情報を確認し、×をクリックします。(データ確認画面は後工程で確認することができます)
- Aグループの「算定申請データ作成」画面が表示されます。
この後の、算定申請データ作成画面での操作方法や電子申請をおこなう方法については▶算定基礎届データの作成・申請方法をご覧ください。
Bグループの算定データの作成方法
- Bグループの「算定処理の起算月」の考え方がAグループと異なる場合は、事業所情報>基本情報>給与計算規定の「算定処理の起算月」をBグループの内容に変更して保存します。(変更不要の場合は、手順2にお進みください)
「算定処理の起算月」の考え方については下記表をご参考ください。(詳細は▶こちら)
- 事業所一覧から「算定基礎届」をクリックします。
- 算定進捗管理画面の右上「・・・」>「+データ追加」をクリックします。
- データ追加フォームが表示されます。該当の事業所名を選択し「OK」します。
- 「未作成」のデータ行が追加されます。給与データが3ヶ月分確定していることを確認のうえ、下段の未作成のデータ行を選択します。
- 「算定データ作成」フォームが表示されます。Bグループを選択し「作成」をクリックします。
算定データ作成をした時点で、算定進捗管理画面の「データ作成ステータス」が「一時保存」に切り替わります。
※算定期間3ヶ月分の給与データを確定していない場合は、確認ウィンドウが表示されます。算定データ作成後に給与データの確定や修正をしても、基礎日数を読み込むことができません。対象期間中の給与データが確定した状態でデータ作成をおこなってください。
- 算定データを作成すると「データ確認」画面が表示されます。参考情報や要確認ありとなっている従業員の情報を確認し、×をクリックします。(データ確認画面は後工程で確認することができます。)
- Bグループの「算定申請データ作成」画面が表示されます。
この後の、算定申請データ作成画面での操作方法や電子申請をおこなう方法については▶算定基礎届データの作成・申請方法をご覧ください。
各グループの算定申請データ作成画面の表示方法
算定進捗管理画面の表示設定の「給与Gr」項目で同一事業所内の算定データを確認できます。
初期表示では「給与Gr」は右端に配置されているため、表示設定で見やすい位置に項目をドラッグすることをお勧めいたします。