労働保険の年度更新処理で、従業員の労保/雇保区分と労働保険対象賃金を修正する区分修正画面の操作方法をご案内します。個人別集計表としてExcelファイルの出力も可能です。
💡区分修正画面とは・・・
-
労保/雇保区分は、給与(賞与)データ領域作成時点で従業員情報に登録されている内容を各給与(賞与)データに保持しています。区分修正画面では、各給与(賞与)データに保持されている労保/雇保区分の確認や、正しい区分が登録されていなかった場合は、区分修正ができます。操作方法は▶確定済み給与(賞与)データの労保雇保区分の修正方法をご確認ください。
-
労働保険対象賃金は、給与(賞与)計算前に給与マスタ>手当・控除タブにて労保対象外手当の設定をおこなうことで、給与(賞与)計算時に労保対象額から除外して集計します。給与(賞与)計算時点で、労働保険対象賃金が正しく集計されなかった場合は、区分修正画面で修正します。操作方法は▶労働保険対象賃金の修正方法をご確認ください。
- 個人別集計表としてのExcelファイルの出力も可能です。
目次
区分修正画面の表示方法
従業員情報から表示する
- 従業員情報画面の「区分修正」をクリックします。
- 区分修正画面が表示されます。
年度更新データ作成画面から表示する
- 年度更新管理画面から、該当事業所の▶年度更新データ作成画面を開きます。
- 「区分修正」をクリックします。
- 区分修正画面が表示されます。
区分修正画面の構成
A |
「確定処理年度」のプルダウン(▼)から確定処理年度を選択します。 |
| B |
「すべて」「区分00+未設定」「チェックあり」「その他」のチップを選択し、データを絞り込みます。 【すべて】 【区分00+未設定】 【チェックあり】 【その他】 |
| C | 事業所情報>基本情報タブの給与計算規定のグループ毎に表示を切り替えます。 |
| D | 「適用設定名」のプルダウン(▼)から「すべて(表示)」「労働保険番号(ごと表示)」に切り替えます。 |
| E |
「適用設定名」のプルダウン(▼)で「労働保険番号(ごと表示)」を選択し、ヘッダー部分「詳細」をクリックすると労働保険料の集計処理に関するデータが表示されます。
年度更新データ作成画面のヘッダー項目のうち区分修正に関連する情報を表示しています。項目の詳細は▶こちらをご確認ください。 【区分修正画面で表示されるヘッダー項目】 |
| F | 「一括変更」は、複数の給与・賞与データに対して「適用設定名(労働保険番号)」や「労保雇保区分」を一括変更する際に活用します。詳細は▶こちらをご確認ください。 |
G |
「EXCEL出力」をクリックすると個人別集計表を出力できます。▶個人別集計表をExcelファイルで出力する |
| H | 1列目では、現時点で従業員情報に登録されている「労保雇保区分(適用設定名)」「入退社年月日」「雇保取得喪失年月日」を表示します。従業員名をクリックすると従業員情>社保労保タブが表示されます。 余白部分をクリックすると、▶従業員別データ確認画面が表示され、各月ごとの総支給額、労保対象額・対象外額を一覧で確認できます。賃金台帳の確認もできます。 |
| I | チェック内容では、ソフトで自動チェックした内容をもとにメッセージを表示します。表示メッセージの詳細については▶こちらをご確認ください。 |
| J |
〇月分にカーソルを近づけると、給与データに保持されている「支払日」「対象期間」が表示されます。
|
| K |
従業員データ行の労保雇保区分にカーソルを近づけると、各月のデータに区分登録されている労保雇保区分(適用設定名)が表示されます。
|
背景がピンク色で表示される場合
下記の場合に背景がピンク色で表示されます。
- 自動チェックで要確認となっている(▶チェック内容が表示されている)場合
- 現在の従業員情報と該当の給与(賞与)データで、「適用設定名」「労保区分」「雇保区分」が異なる場合
(例1) 雇用保険料が控除されているが、給与(賞与)データに保持されている雇用保険区分が「0:該当なし」になっている場合、チェック内容にコメントが表示され該当月のデータについてピンク色で表示されます。▶確定済み給与(賞与)データの労保雇保区分を修正します。
(例2) 確定処理年度の途中で雇用保険に加入した場合、加入前の給与(賞与)データは現在の従業員情報に登録されている労保雇保区分と異なるためピンク色で表示されます。区分修正は必要ありません。
チェック内容
チェック内容では、ソフトで自動チェックした内容をもとにメッセージを表示します。表示メッセージと詳細は下記の通りです。「チェックあり」を選択すると、該当データのみ表示することができます。
| 表示メッセージ | 内容 |
|---|---|
| 翌月支給の手当が発生しています。支払月のずれを調整してください。 |
※給与対象期間内に入社した従業員のみ対象 計算処理>給与マスタ>手当控除タブで翌月支給メモにチェックがある手当が支給されている場合に表示されます。労保対象額の修正が必要な場合は▶労働保険対象賃金の修正をおこなってください。 |
| 入社日と雇保取得日がずれています。雇保加入期間と区分が合っているか確認してください。 | 臨時労働者(労保雇保区分 3,0)以外で、従業員情報>基本情報タブの入社年月日と、社保労保タブの雇用保険取得年月日がずれている場合(かつ「未確認」チェックが空欄の場合)に表示されます。 ※代表取締役など労保雇保区分 (0,0)で登録され雇用保険料が発生していない場合もメッセージが表示されます。今後修正を予定しています。 |
| 退社日と雇保喪失日がずれています。雇保加入期間と区分が合っているか確認してください。 | 臨時労働者(労保雇保区分 3,0)以外で、従業員情報>基本情報タブの退社年月日と、社保労保タブの雇用保険喪失年月日がずれている場合に表示されます。 |
| 雇用保険料を引いていますが、雇用保険区分はゼロです。被保険者の場合は加入期間や区分が正しいか確認してください。 | 確定処理年度内の確定済み給与・賞与データで雇用保険料が控除されているが、雇保区分が「0:該当なし」で登録されているデータがある場合に表示されます。 |
| 雇用保険区分は5ですが、雇用保険料が引かれていません。被保険者の場合は加入期間や区分が正しいか確認してください。 | 確定処理年度内の確定済み給与・賞与データで雇用保険料が控除されていないが、雇保区分が「5:被保険者」で登録されているデータがある場合に表示されます。 |
チェック内容は編集が可能です。チェック内容に表示されているメッセージを確認し、不要な場合は内容を編集して備忘を残したり、削除する等、メモ機能としてご利用いただけます。
※一度チェック内容欄を編集した従業員については、手入力した内容が優先されるため従業員情報や給与データを変更してもチェック内容欄は更新されません。
従業員別データ確認画面の操作方法
区分修正画面の1列目の従業員情報記載欄の余白部分をクリックすると、従業員別データ確認画面が表示され、各月ごとの総支給額、労保対象額・対象外額を一覧で確認できます。賃金台帳の確認もこちらからおこないます。画面を閉じる場合は右上×をクリックします。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 従業員アイコンをクリックすると、従業員情報>▶社保労保タブが表示されます。 | |
| 賃金台帳アイコンをクリックすると、確定処理年度の▶賃金台帳が表示されます。 | |
| 従業員マスタ情報 | 従業員情報に登録されている「労保雇保区分(適用設定名)」「雇保取得喪失年月日」「入退社年月日」を表示します。 |
| チェック内容 | ソフトで自動チェックした内容をもとにメッセージを表示します。表示メッセージの詳細は▶こちらをご確認ください。 |
| 給与・賞与データ一覧 | 確定処理年度内の確定済み給与・賞与データの一覧が表示されます。総支給額、労保対象額・対象外額を確認できます。労保対象額の修正が必要な場合は▶労働保険対象賃金の修正をおこなってください。 |
労保雇保区分・労働保険対象賃金の修正方法
操作方法は下記をご確認ください。
▶確定済み給与(賞与)データの労保雇保区分の修正方法
▶労働保険対象賃金の修正方法
個人別集計表をExcelファイルで出力する
区分修正画面を個人別集計表としてExcelファイル形式で出力することが可能です。労働保険番号ごとにファイルを出力する場合は、「適用設定名」を切り替えて出力してください。
※合計欄には、「すべて」「区分00+未設定」「チェックあり」「その他」で絞り込みをした結果は反映されません。