従業員情報の税・保険料等項目の入力についてご案内します。
目次
・税・保険料項目の入力
・税・保険料項目の説明
┣源泉所得税等
┣社会保険
┣住民税
┗給与支払方法
税・保険料項目の入力
従業員情報画面のリスト表示から編集する従業員を選択します。
税・保険料等タブをクリックします。
右上の「編集」をクリックして各項目を入力します。「保存」をクリックすると入力内容が保存されます。
税・保険料項目の説明
所得税や社会保険料、住民税、給与支払方法の設定など、給与計算業務に関する内容を入力します。
源泉所得税等
<課税区分>
課税区分「甲」「乙」のいずれかを選択します。
<税扶養人数>
所得税を計算する際の「扶養人数」を入力します。扶養者情報タブで扶養者を登録済の場合は、をクリックすると登録人数を自動でセットします。
※変則的な税額や「税額なし」とする場合は、給与マスタ>基本設定の給与処理「税手入力」にチェックを入れることで設定が可能です。
<本人区分>
該当する区分を選択します。
役員
役員の場合にチェックを入れます。税務署に源泉徴収票を提出する場合の判定に使用します。
非居住者
国内源泉税が発生しない場合にチェックを入れます。源泉徴収票、支払状況内訳書に影響します。
租税条約締結あり(所得税等の免税)
中国人実習生など、租税条約の締結による所得税等の免除がある場合にチェックを入れます。源泉徴収票に影響します。
※租税条約締結ありにチェックを入れる場合は、役員、非居住者にチェックは入れられません。
<有給残日数>
有給残日数を半角数字で入力します。給与入力計算画面で「有給日数」を入力した場合、「給与確定」後に、登録された有給残日数から使用有給日数を自動で減じます。
※有給残日数を設定しない場合は「有給日数」を入力しても空欄のまま、有給残日数は表示されません。
社会保険
事業所情報>基本情報タブ>▶定時決定後の改定にて設定されている月から「当月控除」「翌月控除」を判別し、従業員情報の▶社保労保タブで登録した標準報酬月額情報をもとに、閲覧日時点で給与支給した場合の「健保標準報酬」「厚年標準報酬」を表示します。健康保険、介護保険、厚生年金、基金欄は、標準報酬から自動計算された保険料が表示されます。(社保労保タブの該当箇所を入力後、保存することで表示されます。)
例)4月に社会保険資格取得の場合
4月中に従業員情報>税・保険料等タブ>社会保険料を確認すると
- 事業所情報>基本情報タブ>「定時決定後の改定」が当月控除であれば金額が表示される
- 事業所情報>基本情報タブ>「定時決定後の改定」が翌月控除であれば金額が表示されず、5月を迎えると金額が表示される
自動計算ではなく任意の社会保険料を設定する場合は、「□社会保険を自動計算しない」にチェックを入れ、保険料をそれぞれ手入力してください。
住民税
給与から特別徴収する住民税額を登録します。操作方法は▶こちらをご確認ください。
各事業所の従業員の住民税額をまとめて登録する場合は▶住民税一括登録機能をご利用ください。
あらかじめ▶住民税市区町村名登録画面で市区町村の登録が必要です。
給与支払方法
給与や賞与の支払方法を登録します。給与マスタ>基本設定タブの「給与支払方法」と異なる場合の設定変更や、振込先金融機関情報の登録、全銀振込依頼人の設定に使用します。操作方法は▶こちらをご確認ください。