事業所給与マスタの勤怠項目画面ではFORROUであらかじめ設定されている既定勤怠項目の名称変更のほか、事業所独自の勤怠項目を追加できます。
目次
・勤怠項目の名称・進数・表示設定変更方法
・勤怠項目の追加方法
・勤怠項目の削除方法
勤怠項目の名称・進数・表示設定変更方法
給与マスタ画面の勤怠タブを表示します。
右上の「編集」をクリックすると各項目が変更できます。
初期表示されている既定勤怠項目
以下の項目は既定項目として初期表示されます。
・出勤日数 ・有給日数 ・欠勤日数 ・特別休暇 ・出勤時間 ・残業時間
・休出日数 ・休出時間 ・深夜残業 ・遅早回数 ・遅早時間
名称の変更
名称は12文字以内で設定します。「保存」をクリックすると変更内容が保存されます。
【名称変更時の注意点】
- 名称を空欄に設定することはできません。
- 既定の勤怠項目を別の用途の勤怠項目として利用するために、既定名称を変更することはご遠慮ください。FORROU内で既定項目の計算式や、自動判別の要件として利用している項目もあるため、別の用途で新しく設定する場合は、勤怠項目の追加方法の手順で項目を追加してご利用ください。
- 変更後の内容は、変更後に新規給与のデータ領域を作成した時点から反映されます。
- 既に確定済の給与データには変更内容は反映されません。
- 賃金台帳は変更後の勤怠項目名で表示されます。
進数設定
進数設定のプルダウンから「10」「60」を設定します。
勤怠項目を60進法で入力・計算をする場合は「60」に設定しておきます。
※ただし、「出勤日数」や「有給日数」などの日数を管理する項目は「10進法」のみ設定可能です。FORROUの60進法は「〇〇(時間).〇〇(分)」として扱う仕様です。「〇〇日.〇〇分」としての設定には未対応です。日数を管理する項目で60進法を設定した場合、計算結果が正確に表示されません。
【進数を途中で変更した場合の注意点】
- 変更後の進数で賃金台帳の各月および合計を表示します。
- 賃金台帳の出力期間の途中で進数を変更すると、数値に誤差が発生する可能性があります。
給与規定G項目表示設定
事業所情報の基本情報タブの給与計算規定で設定したABCのグループに対して表示設定をおこないます。チェックがついているグループは勤怠項目が表示され、チェックを外すと非表示になります。
勤怠項目の追加方法
をクリックし、勤怠項目を追加します。
勤怠項目の追加には、以下の内容を設定します。
項目名 | 説明 |
---|---|
名称 | 12文字以内で設定します。 |
進数設定 | 10進法、60進法のいずれかを選択します。プルダウン(▼)から切り替えます。 ※ただし、日数を管理する項目は「10進法」のみ設定可能です。FORROUの60進法は「〇〇(時間).〇〇(分)」として扱う仕様です。「〇〇日.〇〇分」としての設定には未対応です。日数を管理する項目で60進法を設定した場合、計算結果が正確に表示されません。 |
給与規定G項目表示設定 | 事業所情報の基本情報タブの給与計算規定で設定したABCのグループのうち、勤怠項目を表示させるグループにチェックを入れます。 |
勤怠項目の削除方法
削除する場合は削除欄のチェックボックスにチェックをいれて「保存」します。
【削除する際の注意点】
- 初期表示されている既定項目は削除できません。
- 計算式で利用している勤怠項目は削除できません。計算式を変更後に削除します。
- 1年以内に給与計算時に使用した勤怠項目は、削除しないようお願いします。給与計算時に使用した勤怠項目削除後に「+追加する」にて項目追加をすると、削除した項目が再利用され、旧項目の内容と新項目の内容が混在してしまう不具合を確認しております。詳細は▶こちらをご確認ください。